箸づかいのタブーは「嫌い箸」「忌み箸」と呼ばれ3つに大別できます。
① 一緒に食事をしている人を不快にさせるもの
② 食器やお箸を傷つけるもの
③ 仏事に関わるもの・縁起が良くないとされているもの
ここではこれらの嫌い箸を少しご紹介します。
きちんとした箸づかいをすることは、食材や作ってくれた人への感謝にもつながります。料理をていねいにいただく。それが大切なんです。 (小倉朋子談)
渡し箸
茶碗や皿のふちにお箸を渡して置くこと。同席者に口をつけた箸先を見せることになり失礼。心を込めて作られた料理の上をまたぐので、料理に対しても失礼になります。
寄せ箸
お箸で食器を引き寄せること。お箸は料理を運ぶもの。引きずることで食器やテーブルを傷つけることになります。